イチロー 2度目先発は1安打2得点、世界の王にあと4得点

[ 2015年4月16日 05:30 ]

<ブレーブス・マーリンズ>8回、三塁内野安打を放つマーリンズのイチロー

ナ・リーグ マーリンズ8―2ブレーブス

(4月14日 アトランタ)
 マーリンズのイチローは、正左翼手イエリチが背中を痛めて欠場したため、「2番・左翼」で今季2度目の先発出場。1安打2得点で連敗を3で止める快勝に貢献した。

 「昨日の1回から(イエリチの)動きがおかしかった。可能性はあると思っていた」と臨んだ。初回は四球を選び、後続の犠飛で今季初得点となる生還。三塁内野安打で出た8回は、スタントンの二塁打でホームを奪った。日米通算1963得点となり、王貞治の日本記録1967得点まで残り「4」に迫った。

 12日レイズ戦では遅刻の懲罰で先発落ちした正中堅手オズナの穴を埋めた。緊急事態に淡々と任務をこなす41歳に、マイク・レドモンド監督は「必要と思った時にいつでもプレーしてくれる。これほどぜいたくで価値ある選手はいない」。15日(日本時間16日未明)のブレーブス戦も2試合連続で「2番・左翼」に名を連ね、イチローへの比重は増していきそうだ。

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2015年4月16日のニュース