ドジャース、カーショーの顔面に打球が直撃!観客騒然!

[ 2015年3月21日 09:51 ]

ドジャースのクレイトン・カーショー投手 (AP)

オープン戦 アスレチックス3―2ドジャース

(3月20日 アリゾナ州メサ)
 ドジャースは20日、アスレチックスとオープン戦を行い、この試合でクレイトン・カーショー投手(27)が顔面に打球を受けるというアクシデントに見舞われた。

 先発したカーショーは3回、1死一塁の場面でアスレチックスの9番打者・パリーノと対戦。カーショーが初球に投じた内角のストレートに対して右打者のパリーノは強振するも、詰まった打球は弱々しいピッチャーライナーに。

 しかし、打球は思ったよりも遅く、グラブを出すタイミングを誤ったカーショーの左顎に直撃。マウンド上でうずくまるサイ・ヤング賞左腕の姿に観客は騒然とした。

 血相を変えてマッティングリー監督とトレーナーがマウンドまで駆け寄るが、幸いにもカーショーは歯が少し欠けただけの軽症。「開幕へ向けて球数を投げる必要がある」とその後も投球を続け、5回3安打1失点という内容で降板した。

 カーショーは試合後に「深刻な状況であれば、マウンドには立ち続けなかった」と涼しい顔。ハニーカット投手コーチも「カーショーは鉄の顎の持ち主」とジョークで周囲を笑わせるあたり、特に問題はなさそうだ。

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2015年3月21日のニュース