開幕試合は八戸学院光星が終盤の集中打で大勝! 

[ 2015年3月21日 12:30 ]

<九州学院・八戸学院光星>4回表、暴投で勝ち越しの生還を果たし、ナインに迎えられる八戸学院光星・足立

第87回選抜高校野球大会1回戦 八戸学院光星9―2九州学院

(3月21日 甲子園)
 第87回選抜高校野球大会は21日、甲子園球場で開幕し、開会式に続いて行われた第1試合では、2年連続8回目出場の八戸学院光星(青森)と3年ぶり6回目出場の九州学院(熊本)が対戦。昨夏8強の八戸学院光星が、終盤の集中打で昨秋九州王者の九州学院を9―2の大差で破り、2回戦に進出した。

 九州学院は過去5回の出場はすべて初戦突破を果たしていたが、初めて初戦で姿を消した。

 九州学院は初回、四球と犠打で築いた1死二塁から友田の右前打で先制。だが、1点を追う八戸学院光星は4回、先頭の加角が中前打で出塁し、敵失と四球で無死満塁とし、中崎の左犠飛で同点とすると、さらに2死満塁としてから相手投手の暴投で逆転に成功した。

 互いの好守もあり、1点を争う試合になるかと思われたが、終盤になってから八戸学院光星の打線が爆発。8回、1死一、三塁から小林が左前に安打を放ち、左翼手が突っ込んでボールが後ろに抜ける両チーム初長打の三塁打となって2点を加えると、連続四死球や敵失も絡んで、結局打者12人で6長短打を放ち、一挙7得点を挙げてリードを8点に広げた。

 九州学院はその裏、3安打を集中してすかさず1点を返したが、及ばなかった。
 

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月21日のニュース