大阪桐蔭 東海大菅生“投打キーマン”勝俣攻略へ自信あり

[ 2015年3月21日 05:30 ]

リハーサルで入場行進する大阪桐蔭ナイン

 第87回選抜高校野球大会は21日に甲子園球場で開幕する。20日は開会式のリハーサルが行われた。大会初日の第2試合に登場する大阪桐蔭(大阪)は東海大菅生(東京)と激突。4番の青柳昴樹外野手(3年)、エースの田中誠也投手(3年)が、敵の投打軸である勝俣攻略へ自信を見せた。史上5校目の甲子園大会夏春連覇へ発進する。

 史上5校目の夏春連覇を目指す大阪桐蔭が20日、初戦へ向け、大阪府大東市にある同校グラウンドで最終調整を行った。主砲とエースが、東海大菅生の「勝俣封じ」で初戦突破を誓った。

 強いハートで立ち向かう。昨夏の甲子園でクリーンアップを務めた4番・青柳は「気持ちで負けたらいけない。甘い球は絶対に来るので、1球で仕留める強い気持ちが大切」と気迫をみなぎらせた。調子を落としていた打撃もフォーム改造で上向きだ。「バットを寝かせてから徐々に戻ってきた。最短距離でスムーズに振れる」と手応えをつかんだ。

 エース左腕・田中は、昨秋に痛めた左肩痛も回復し「順調」と口にする。勝俣には「神宮大会でホームランを打ってチームに流れ呼び込んだ」と警戒。「クリーンアップにチャンスが回っても落ち着いて投げたい」とイメージはできている。

 西谷浩一監督(45)は、昨夏の甲子園経験者である「田中、福田、青柳、藤井には背負ってやってほしい」と期待を寄せる。投打で相手エースを攻略し、偉業へスタートダッシュを決める。 

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2015年3月21日のニュース