達川コーチ「巨人戦には面白い」 入団内定オリ戦力外左腕に感心

[ 2014年11月16日 05:30 ]

前オリックスの八木

 合同トライアウトで中日入りが内定した前オリックスの八木智哉投手(31)が15日、合流後、初めてブルペン入りした。

 秋季キャンプ中のナゴヤ球場で、直球のみ40球。自身は「全然ダメ」と不満そうだったが、見守った達川光男1軍バッテリーコーチ(59)は期待感を隠さなかった。「捕手目線で見ると、(06年)新人王の雰囲気がある」と感心。「巨人戦には面白いんじゃないか」と付け加えた。

 事実、巨人の本拠地、東京ドームでの実績は抜群だ。日本ハム時代に9試合で5勝1敗、防御率2・05。「東京ドームは自分の中で、相性はいい。マウンドが合っている。もし投げるなら、すべてをプラスにしたい」。巨人との対戦も通算2勝1敗と、決して苦手ではない。

 大塚晶文2軍投手コーチ(42)も「きょうキャッチボールをしたら、ボールが大きく見えた。回転がいい」と潜在能力を評価する。中日は今季、巨人に8勝16敗と大きく負け越した。東京ドームで強い八木がGキラーになる。

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2014年11月16日のニュース