ハム引退の稲葉氏 来季も背番号「41」 球団特別職で普及に従事

[ 2014年11月16日 06:12 ]

球団特別職に就き、来季も日本ハムで「41」を背負う稲葉氏

 今季限りで現役を引退した元日本ハムの稲葉篤紀氏(42)が、来季も日本ハムで背番号「41」を背負うことが15日、分かった。

 来季は球団の社会貢献活動を担う特別職に就き、「スポーツ・コミュニティー・オフィサー」という肩書を与えられ、北海道内で多様な活動を行っていく。「スポーツ・コミュニティー」は日本ハムの企業理念で、「心と身体の健康を育む地域社会の実現」を目標に稲葉氏は責任者(オフィサー)として野球教室、講演などで野球普及に取り組む。

 その際に日本ハムのユニホームを着用する機会も多い。そのため、球団側はこれを考慮し、現場側と背番号41が空き番号ではないことで意思統一した。現役引退後に指導者として球団に残るのではなく、背番号を与えられることは極めて異例である。グラウンドでプレーすることはなくても、稲葉氏のユニホーム姿を見られることは、ファンにとって朗報となる。

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