坂本　口火弾！内川らと充実の野球談議「いろんな話を」

＜侍ジャパン・大リーグ選抜＞２回１死二塁、坂本は左越え２ランを放つ

日米野球第３戦 侍ジャパン４―０大リーグ選抜

（11月15日 東京Ｄ）
　侍ジャパンの口火を切ったのは坂本だった。０―０の２回１死二塁。ガスリーの初球、カットボールを左翼席に叩き込んだ。先制２ラン。日米野球初アーチに「思い切って振り抜けた。いい角度で打球が上がってくれた」と感触を振り返った。

　試合前にはベンチで内川と打撃談議。昨年のＷＢＣでも一緒に戦い、同じ右打者として尊敬する先輩から身ぶり手ぶりを交えた打撃論に真剣な表情で耳を傾けた。今シリーズ中には稲葉打撃コーチからも指導を受け、同じ右の松田からも助言をもらい「素晴らしい打者の方たちからいろんな話を伺っています」と充実の日々を過ごしている。

　在籍する巨人の本拠・東京ドームでの試合。ひときわ大きな歓声に「ファンの方にホームランを見せられて良かった」と笑った。他のメンバーに先駆けて前田健や金子らとともに第１次選考選手として発表され、内野の中心選手として３試合連続で先発出場している。「来季につないでいきたい」。貴重な時間を大事に使い、結果も残した。

　▼松田（好調を買われ３番に昇格し、１安打１得点）打ったことのない打順で緊張したけど、打てて良かった。追い込まれると三振があるので思い切っていっています。