メッセ 魂の134球も…打線の援護ないまま8回に失点

[ 2014年10月30日 21:45 ]

<ソ・神>6回2死二、三塁、中村の打球を好捕した大和(左)とハイタッチするメッセンジャー

日本シリーズ第5戦 阪神―ソフトバンク

(10月30日 ヤフオクD)
 崖っぷちの阪神の命運を背負って第5戦のマウンドを託されたメッセンジャーが、打線の援護のないまま、8回に失点した。

 7回2失点と好投した今シリーズ初戦から中4日。「自分の仕事をしたい」と、プレシャーの懸かる大一番でも自分の投球を続けた。3回2死二、三塁、6回2死二、三塁の場面で中堅・大和のファインプレーが飛び出すなど野手の援護を受けながらスコアボードに並べた「0」。100球を過ぎても直球の最速は150キロを記録するなど気迫をみなぎらせた。

 だが、8回2死一、三塁から、松田に134球目を中前に返され1点を献上。好投報われずマウンドを下りると、ベンチで悔しそうな表情を浮かべた。

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2014年10月30日のニュース