ジャイアンツ 2年ぶり8度目世界一!ロイヤルズ・青木無安打終戦

[ 2014年10月30日 12:21 ]

ロイヤルズを破ってワールドシリーズを制し、喜び合うバムガーナー(右)とポージー(AP)

ワールドシリーズ第7戦 ジャイアンツ3―2ロイヤルズ

(10月29日 カンザスシティー)
 大リーグのワールドシリーズ(7回戦制)は29日(日本時間30日)、カンザスシティーで第7戦が行われ、ジャイアンツがロイヤルズに3―2で勝ち、4勝3敗で2年ぶり8度目の世界一となった。ジャイアンツは2010、12年に続きここ5年で3度目の制覇。ロイヤルズの青木宣親外野手(32)は「2番・右翼」で先発出場し3打数無安打、1四球だった。

 試合は2回、ジャイアンツが無死満塁の好機にモース、クロフォードの連続犠飛で2点を先制。その裏にロイヤルズは無死一塁からゴードンの右中間適時二塁打で1点を返すと、1死一、三塁としてインファンテの中犠飛で同点とした。4回、ジャイアンツが1死一、三塁からモースの右前適時打で再びリードした。

 投げてはジャイアンツが先発右腕のハドソンを2回途中で諦めて早めの継投、5回からは第5戦で完封した左腕バムガーナーが登板、ロイヤルズ打線を完璧に封じ込んで胴上げ投手となった。

 ロイヤルズは2回に追い付いたが、その後打線が振るわず29年ぶりのワールドシリーズ制覇を逃した。青木は2度の好機にいずれも凡退した。

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