ワールドS 第7戦決着は36回、本拠地のチームが9連勝中

[ 2014年10月30日 05:30 ]

ワールドシリーズ第6戦 ロイヤルズ10―0ジャイアンツ

(10月28日 カンザスシティー)
 ワールドシリーズが第7戦までもつれたのは過去36度あり、本拠地のチームが優勝したのはうち18度とちょうど半分だ。最近9度の決戦では82年のカージナルスに始まり、本拠地のチームが9連勝中。85年のロイヤルズも、今年と同じく2勝3敗で本拠地に戻り、2連勝で初優勝した。

 スコアの10―0は、零封勝ちでは85年にロイヤルズがカージナルスを11―0で下した第7戦以来の点差となった。1イニング7得点は、その第7戦の5回の6得点を上回り、ポストシーズン球団記録。

 青木はワールドシリーズ初安打で初打点をマーク。日本選手では07年の松坂(レッドソックス)以来2人目。10打席目での初安打は、05年の井口(ホワイトソックス)の7打席目を上回り、日本選手では最も遅い。

 ▽1985年のワールドシリーズ ロイヤルズは本拠地での第1、2戦を連敗スタート。敵地でカージナルスに勝ち越して、今年と同じ2勝3敗で本拠地へ戻った。第6戦は0―1で後のなくなった9回、先頭オルタが一塁内野安打。微妙なタイミングで誤審とも言われる出塁から1死満塁とし、代打オージが右前に逆転サヨナラ2点打を放った。第7戦は4番ブレットの4安打など打線が爆発し、エース・セーバーヘーゲンが完封で11―0の大勝。球団初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。

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2014年10月30日のニュース