大和、超美技連発でソフト先制阻む　ダイビング＆背走キャッチ

＜ソ・神＞３回２死二、三塁、明石の打球を好捕する中堅手・大和

日本シリーズ第５戦 阪神―ソフトバンク

（10月30日 ヤフオクＤ）
　４戦連続の先取点献上はゴメン！阪神の大和が好捕連発でチームのピンチを救った。

　まずは３回の守備だった。２死二、三塁の場面で明石の打球は中堅方向へ。落ちればソフトバンクの先制になる当たりだったが、大和が果敢に突っ込んでダイビングキャッチ。ソフトバンクファンのため息を誘うスーパープレーとなった。

　６回２死二、三塁では、前日サヨナラ３ランを放った中村の大飛球に反応。「今度こそ」と鷹ファンが歓喜の声援をあげる中、今度は伸びていく弾道を追いかけると左手のグラブを伸ばしてキャッチした。

　２８日の第３戦でも内川の飛球に飛び込んでキャッチ。打線が下降気味のチームに、美技で鼓舞した。