山本昌、3度目の登板で“最年長黒星”「踏ん張れなかった」

[ 2014年9月23日 23:05 ]

5回、巨人・長野に勝ち越し打を浴び、汗を拭う中日・山本昌

セ・リーグ 中日1―15巨人

(9月23日 ナゴヤD)
 中日の山本昌は5回を5安打3失点で今季初黒星となった。5日にプロ野球最年長勝利記録を更新した49歳左腕。「今季の集大成を」と臨んだ3度目の登板で最年長黒星が付いた。「負けは負け。踏ん張れなかった」と悔しがった。

 1―0の5回、振り逃げ(三振と捕逸)で先頭打者を出塁させ、3長短打で3失点と逆転を許した。49歳1カ月で出場、登板、先発、奪三振、打席の最年長記録を9日間塗り替えただけだった。

 50歳になる来季については「球団と相談しないと。何も考えてない」と慎重な口ぶり。西山球団代表は「決まってないが、いま必要な選手であることは間違いない」と話した。

 ▼中日・森ヘッドコーチ(投手陣に)「総崩れ。山本昌は試合をつくったが、もったいなかった」

 ▼中日・友利投手コーチ(7回の10失点に)「祖父江と若松は試合中に帰した。お客さんも見たくないでしょ。(打者に)向かっていかないと」

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