大田、23試合ぶりスタメン起用応えた!原監督「いい風が」

[ 2014年9月23日 22:16 ]

<中・巨>7回無死一塁、大田(左)は中越え2ランを放ち原監督(同2人目)の出迎えを受ける

セ・リーグ 巨人15―1中日

(9月23日 ナゴヤD)
 8月27日以来23試合ぶりのスタメンとなった巨人の大田が3安打3打点。5回の同点打に加え、大量10得点を挙げた7回には口火となる2ランを放った。

 17日の広島戦で代打決勝弾を放つなど、途中出場で好成績を残していたことから、約1カ月ぶりにスタメン起用された大田が見事期待に応える猛打。「なかなかスタメンで出ることもなかったので。思い切って振ることが大事だと思うので、(同点打は)初球からいって良かったです」と胸を張った。

 右前安打、左翼線二塁打、中越本塁打を放ち、あと三塁打が出ればサイクル安打達成となるところだったが、残り2打席は二ゴロ、死球。「ベンチの中で先輩方がスリーベースだけだと言っていたんですけど、出なくて残念です」と苦笑した。

 原監督は「このところ非常にいい風が彼に吹いていますね。ピンチヒッターで数少ないチャンスでいい結果を出していますし、きょうはスターティングメンバーで非常に存在感を見せた」と大田の活躍を称え、「自分でチャンスを勝ち取ったというところでしょうね」と大器が開花の兆しを見せつつあることに目を細めた。

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2014年9月23日のニュース