福留 サヨナラ弾は格別「最高の気分で走った」

[ 2014年7月22日 22:18 ]

<神・巨>延長12回2死、福留は右越えにサヨナラソロを放ち歓喜の輪に跳び込む

セ・リーグ 阪神3―2巨人

(7月22日 甲子園)
 本拠・甲子園が揺れた。延長12回サヨナラ勝ちの余韻の中、阪神・福留がお立ち台に上がった。

 「うれしいです。そのひと言。思い切っていってやろうとそれだけ考えて打席に入った。感触は良かった。あとはきれるなと思って走っていた。(本塁打を確認し)最高の気分で走った」

 2死走者なしでマシソンからライトポール直撃の劇的な一発。9回2死から守護神・呉昇桓が代打・高橋由に同点弾を浴びた。引き分け直前で貴重な一打となった。「9回追いつかれた中で勝ちを拾えた。ベンチの雰囲気明るかったし、絶対行くと。ライトのファンの方々からも“絶対勝つぞ!”という雰囲気をいただいた」とチームの勝利を最後まで信じていた。

 首位・巨人に連勝しゲーム差1・5に急接近した。「あしたに向けても凄く大きい。せっかく2つ取ったんで3タテしてのっていけたらいい」。ここまで打率2割台前半と不振にあえいだベテランが、気分よく後半戦に入っていけそうだ。

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2014年7月22日のニュース