虎の黄金バッテリー復活!江夏氏 田淵氏ワンバウンド後逸に苦笑い

[ 2014年7月22日 06:35 ]

<神・巨>始球式を務めた江夏氏は打者・坂本のバットに見事、空を切らせるも…。田淵氏が捕球できず

セ・リーグ 阪神3-0巨人

(7月21日 甲子園)
 長い時を越えて、伝説の黄金バッテリーが甲子園に帰ってきた。阪神―巨人戦の伝統の一戦で、エースと主砲として一時代を築いた往年の名バッテリー、江夏豊氏と田淵幸一氏が始球式に登場した。

 両氏による始球式は00年9月13日の巨人戦(甲子園)以来、14年ぶり2度目。1970~73年当時の縦じまのユニホームで、通算206勝193セーブの江夏氏が背番号28、474本塁打の田淵氏が22で臨んだ。江夏氏が坂本に投じた投球はワンバウンドし、バックネットに転々としたが、甲子園の大観衆を大いに沸かせた。江夏氏が「思い出がつくれた」と言えば、田淵氏は「懐かしいな」と実感を込めた。

 伝統の一戦と呼ばれる巨人戦で、田淵氏は「2人とも巨人という大きな山をつぶすためにやっていた」と感慨もひとしお。藤浪から花束を贈られた江夏氏は「大エースになってもらわないと」と自らが担った役割の継承を期待した。

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