能見乱調、拙守に拙攻…和田監督「甲子園でやってはいけない試合」

[ 2014年6月29日 18:05 ]

<神・中>1回2死二、三塁、上本は大島の打球をトンネル

セ・リーグ 阪神2―10中日

(6月29日 甲子園)
 阪神は先発・能見の乱調に上本、ゴメスのまずい守備も重なり、序盤で大量9点のビハインド。打線は10安打を放ったが6回の2得点に終わり、いいところなく完敗してBクラスに転落した。

 能見は初回にルナの3ランなど7安打を打たれて8失点。3回途中で自らアピールしてマウンドを降りたが、和田監督は「脇腹を伸ばしたか違和感があるのか、これから見てもらわないとはっきりしたことは言えない」と故障の影響による不調の可能性もあると説明した。

 これで18日の日本ハムとの交流戦から引き分けを挟んで5連敗。本拠地のファンの前で不甲斐ない試合が続いている。この日は西岡が復帰後初安打、福留は6回の適時二塁打を含む2安打をマークし、中継ぎの渡辺、金田は無失点に抑えるなど明るい材料もあるが、「甲子園ではやってはいけないゲームをしてしまって申し訳ない」と指揮官。それでも「強い気持ちで戦っていく」と巻き返しを誓っていた。

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