9回2死から痛恨被弾…悔やむマー君「最悪の結果になってしまった」

[ 2014年6月29日 12:07 ]

レッドソックス戦の9回、ナポリに勝ち越し本塁打を浴びうつむくヤンキース・田中

ア・リーグ ヤンキース1―2レッドソックス

(6月28日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(25)は28日(日本時間29日)、レッドソックス戦に先発し、9回で116球を投げて7安打2失点も、打線の援護に恵まれず今季3敗目。22日のオリオールズ戦に続き、メジャーでは自身初となる連敗を喫した。

 田中は3回1死から9番ロスに高めの速球を左越えに運ばれ、先制ソロを被弾。それでも失投を引きずらず、直後に味方が同点とすると4~8回はスコアボードに0を並べて打線の援護を待った。

 1―1で迎えた9回、先頭のペドロイアにこの日3安打目となる中前打を打たれて無死一塁としたが、4番オルティスを三ゴロ併殺打に仕留めて2死走者なしに。ピンチを脱したかに思えたが、ここから悪夢が待っていた。続くナポリに1ボール2ストライクから154キロの直球を右翼席最前列へ運ばれ、痛恨の勝ち越し被弾。田中は試合後、「投げたいところに投げられなかった。最悪の結果になってしまった。あそこでああいうふうに打たれるというのは力がないということ」とナポリへの1球を悔やんだ。

 それでもクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)はデビューから16試合連続でクリア。73年のスティーブ・ロジャーズ(エクスポズ=現ナショナルズ)のメジャー記録に並ぶ快挙を達成した。

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