雄星と甲子園 センバツでは花巻東で岩手勢初の決勝進出

[ 2014年5月30日 08:04 ]

<神・西>思い出の地・甲子園で力投する菊池

交流戦 西武13-2阪神

(5月29日 甲子園)
 【菊池と甲子園】

 菊池は花巻東(岩手)1年の07年夏に甲子園初出場。1回戦・新潟明訓戦で救援登板し、5回1失点に抑えた。

 3年時の09年春は、1、2回戦ともに12奪三振で、2試合連続の完封勝利。チームを岩手勢として春夏通じて初の決勝進出に導いた。決勝では清峰(長崎)に敗れ、「野球の神様が“まだ早い、日本一の投手になって戻ってこい”と言ってるのだと思います」と夏の雪辱を誓った。

 その同年夏は3回戦の東北(宮城)戦で自己最速の155キロをマークした。しかし準々決勝・明豊(大分)戦では5回途中に背中に痛みを訴えて緊急降板。準決勝の中京大中京(愛知)戦では救援登板したが、わずか11球で降板し「人生最後の試合だと思って投げた。背中が痛くて直球が投げられなかった」と泣きじゃくった。

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