サヨナラ打の白崎 “ダブルヘッダー”だった 2軍戦は5の1

[ 2014年5月30日 05:30 ]

<D・ソ>延長11回2死一、二塁、サヨナラ打を放ったDeNA・白崎(中央)はナインに祝福される

交流戦 DeNA6-5ソフトバンク

(5月29日 横浜)
 敗れた前夜の5時間21分に続いて4時間44分。2試合で10時間を超えた中、DeNAがソフトバンクに今季3度目のサヨナラ勝ちで雪辱した。決めたのは途中出場した2年目・白崎。3試合連続の延長戦となった11回2死一、二塁で岡島の直球を叩き、中堅フェンスを直撃するプロ初のサヨナラ打だ。

 「自分で決めてやるんだという強い気持ちで打席に入った。振ったら芯に当たりました」。この日イースタン・リーグ、楽天戦に出場。本拠地での親子ゲームだったため、前夜は横須賀の寮には帰らず球場近くのホテルに宿泊した。0時半前にチェックインして午前7時半前に起床。8時20分にはグラウンドで練習を始めた。その約14時間30分後にお立ち台である。2軍では5打数1安打。「ひどい内容で一番期待できないと思っていた。(駒大の)後輩だけどね」という中畑監督にヘッドロックで祝福された23歳は「早起きは三文の徳ですね」とはにかんだ。

 ▼DeNA・井納(7回途中3失点と好投も、救援陣が打たれて8勝目を逃す)神経質になってテンポが良くなかった。中盤から真ん中に球が集まった。

 ▼DeNA・柳田(5回に07年以来の本塁打を放つなど4安打)(ホームランは)7年ぶりの感触ですね。

 ≪7年ぶり≫DeNAは延長11回白崎の中越え安打でサヨナラ勝ち。5月のサヨナラ勝ちは11日ヤクルト戦、26日オリックス戦に次いで3度目。チーム月間3度のサヨナラ勝ちは07年9月に記録して以来7年ぶり。また前日は5時間21分、この日は4時間44分と計10時間5分。交流戦が2連戦となった07年以降、これまで2戦合計の最長試合時間は13年6月15、16日中日―ロッテ戦の9時間31分。10時間超えは初めてだ。

続きを表示

この記事のフォト

2014年5月30日のニュース