わずか9球で今季初勝利の上原「いい流れを持続できた」

[ 2014年5月30日 12:13 ]

9回を無失点に抑え、ガッツポーズでベンチに戻るレッドソックス・上原(AP)

インターリーグ レッドソックス4―3ブレーブス

(5月29日 ボストン)
 わずか9球で今季初勝利を手にした。レッドソックスの守護神・上原は3―3の9回に2番手でマウンドへ。先頭のドーミットにいきなり初球を右前に運ばれたが、まったく慌てることはなかった。

 送りバントで1死二塁と得点圏に走者を背負ったものの、シモンズを2球で遊ゴロに打ち取る。続くヘイワードには1ボールから直球を3球続けて空振り三振。テンポのいい投球でブレーブスの攻撃を9球で終わらせると、「9回を何とか抑えられたので、いい流れをそのまま持続できた」の言葉通り、味方はその裏の攻撃で決勝点を奪い、サヨナラ勝ちした。

 “宝刀”スプリットを警戒する打者の裏をかく配球で、ピンチを脱した守護神は「ロスの強気のリードでうまいこといった。リードのおかげ」と女房役を称えた。

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2014年5月30日のニュース