被災地へメッセージ「いいニュースを届けられるように」

[ 2014年1月24日 05:30 ]

サイン入りフラッグのもとで会見する田中

田中ヤンキース入り

 【田中一問一答】
 ――ヤンキースと合意した。

 「ホッとしています」

 ――ヤンキースは昨季地区3位。救世主として期待されているが?

 「向こうでは新人。これからいろいろなことを経験しなきゃいけないと思うけど、野球をやるのは初めてではない。今まで自分が培ってきたもの、自分のパフォーマンスをいつも通り発揮できればいい」

 ――チームメートにイチロー、黒田がいることの心強さは?

 「日本語で話せる方がいるというのはもちろん、メジャーで長年活躍されている大先輩。そういう方々と一緒にプレーできるのは凄く自分にとって大きいこと。向こうでのペースももちろんつかんでいらっしゃっているだろうし、身近でそういう方々と生活できるのは自分にとって凄く大きい」

 ――ニューヨークの印象は?

 「高校時代に遠征で1回しか行ったことがないので、全然イメージは湧かない。その時も天気が悪くて曇っていたので、どんよりとしたイメージしか残っていない」

 ――中4日の登板間隔については?

 「その分、球数が管理されているし、うまくそこで…もちろん失敗もすると思うけど、そういうことを繰り返しながら適応できればと思う」

 ――ヤンキースについて奥様は何と言っている?

 「いや、別に。僕の意見を尊重してくれています」

 ――ニューヨークについては?

 「何も知らないですよ」

 ――日本からこれだけは持っていきたいものは?

 「そうですね…。ももクロのDVDですかね。ライブのDVDですね」

 ――練習に関しても違いが出てくるが、どういう対応を?

 「それは向こうの文化に従うだけ。それは向こうでの当たり前でしょうし、それに僕が合わせていけば、何の問題もない」

 ――現地のメディアは結果を出さないと手厳しいが?

 「選手として幸せなこと。注目を集めることはいいことじゃないかなと思う」

 ――ダルビッシュには連絡した。

 「連絡はしました。頑張れよ、と言っていただきました」

 ――被災地の方へメッセージを。

 「仙台という地を離れてしまうけど、テレビや新聞を通して“田中、頑張っているな”と言っていただけるよう、いいニュースを届けられるように頑張りたい」

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2014年1月24日のニュース