バレンティンに渡航許可 次回審理に出廷必要なし

[ 2014年1月24日 23:36 ]

 米国で妻への監禁と暴行の疑いで逮捕され、保釈中のプロ野球ヤクルトのウラディミール・バレンティン選手(29)は24日、フロリダ州マイアミ市の裁判所に出廷して日本への渡航が認められ、春季キャンプに参加できることとなった。

 弁護人によると、2月3日の審理で起訴されるかが決まるが、当日に出廷の必要はない。起訴された場合、その後の公判には出廷しなければならないという。起訴されれば無罪を主張する意向。

 バレンティン選手は12日に離婚協議中の妻の腕をつかみ、寝室に閉じ込めたなどとして逮捕された。プロ野球のキャンプインを2月1日に控え、渡航許可が出るかが注目されていた。

 オランダ領キュラソー出身のバレンティン選手は、2011年にヤクルトに入団。昨季は60本塁打を放ち、王貞治(巨人)らの持つシーズン55本塁打のプロ野球記録を49年ぶりに更新した。(共同)

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2014年1月24日のニュース