天塩、最北出場ならず涙 21世紀枠で吉報届かず

[ 2014年1月24日 17:24 ]

第86回選抜高校野球大会出場校発表

 21世紀枠候補の天塩(北海道)は選出されれば史上最北の甲子園大会出場校となったが、吉報は届かなかった。授業が終わった後、中川校長から“落選”を聞いた18人の部員の目には涙が浮かんでいた。

 海からの強い風や雪のため、1年の半分ほどしか屋外で練習ができない悪条件の中、廊下や廃校になった近くの小学校の体育館を利用して技術を磨いてきた。土清水監督は「いい勉強になった」と話し、松本主将は「残念な気持ちはあるが、貴重な経験を生かして新たなスタートを切りたい」と雪景色の中、夏に向けて練習を再開した。

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2014年1月24日のニュース