ディオーネ猛打8点V 大会MVPはエース宮原

[ 2013年11月5日 06:00 ]

<アストライア・ディオーネ>優勝に喜ぶディオーネナイン

スポニチ後援第3回女子野球ジャパンカップ最終日

(11月4日 静岡草薙)
 準決勝、決勝を行い、ディオーネが8―1でアストライアを下し、優勝した。初回に先制を許すも、直後に5番・田中朋子一塁手(23)が逆転の右越え適時二塁打。その後も効果的に加点し、追撃を許さなかった。大会MVPには、決勝で完投したディオーネのエース、宮原臣佳(みか)投手(23)が選ばれた。

 <ディオーネ>田中朋の活躍が光った。準決勝のフローラ戦では3安打2打点と爆発。決勝でも、初回に右越えに逆転の2点二塁打を放ち、「準決勝の勢いで、思い切り振ろうと打席に入った。今季悔しい思いをしてきたので、打ててよかった」と笑顔を見せた。MVPを獲得し、賞金30万円を手にしたエース宮原も「準決勝からのいい流れでマウンドに上がれた。最後の大会で優勝できてよかった」と目に涙を浮かべた。

 ▽決勝
アストライア 100 000 0─1
ディオーネ  302 021 X─8
 (ア)中島、大倉―川保
 (デ)宮原―川畑

 ▽準決勝
埼玉栄 000 0─0
アストライア 084 X─12
 (4回コールド)
 (埼)笹沼、石川―中田
 (ア)半田―川保

フローラ  300 000 0─3
ディオーネ 401 100 X─6
 (フ)中川、河本―池山
 (デ)植村、小宮、中川―川畑

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2013年11月5日のニュース