銀次 執念の勝ち越し打「魂しか、ありませんでした」

[ 2013年10月31日 22:50 ]

<巨・楽>延長10回1死一、二塁、中前適時打を放ちガッツポーズの銀次

日本シリーズ第5戦 楽天4―2巨人

(10月31日 東京D)
 銀次が決めた。楽天は同点に追いつかれ、突入した延長10回。1死一、二塁で打席が回ってきた。「絶対に打ってやろうと。俺が決めるんだという気持ちで打席に入った」。打球が中前へ飛んだ。一塁ベースに走りながら、絶叫とともに右手を突き上げた。

 「最高でーす!」。試合後のお立ち台。満面の笑みで銀次は叫んだ。3回の打席では、岡島の先制適時打に続き、右翼線適時二塁打を放ってチームを乗せた。この日、2安打2打点。「魂しか、ありませんでした」。最高の笑顔を浮かべた。

 ついに球団初の日本一まであと1勝というところまできた。「すごいプレッシャーがあるが、また打って勝ちたい」。そう言葉に力を込めた。

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2013年10月31日のニュース