“胴上げ投手”に充実感漂わせる上原「すごいいい1年だった」

[ 2013年10月31日 16:11 ]

ワールドシリーズ優勝を果たし、インタビューに答えるレッドソックスの上原(左)と長男一真君

Wシリーズ第6戦 レッドソックス6―1カージナルス

(10月30日 ボストン)
 1年間を投げ抜いた上原は充実感を漂わせ、穏やかな表情で喜びをかみしめた。

 ――優勝できた。

 「もう、うれしい以外ない。長かった。やっと休める」

 ――終わった瞬間は。

 「今は脱力感しかない。早く休みたい。本当に1年頑張ったと自分で言える」

 ――マウンドへ向かうときの気持ちは。

 「5点差があったので、2、3点ぐらいいいかなという気持ちで、いつも通り。同点にさえならなければいいと」

 ――ファンと喜びを分かち合った。

 「この声援が力になっている。すごくありがたいことだし、一緒に喜べるのはうれしい」

 ――憧れのメジャーで頂点に立った。

 「まだ実感がない。とにかく、シーズンが終わったという気持ち」

 ――気持ちをうまくコントロールした。

 「打たれても今年は切れることなく、切り替えがうまくいった」

 ――最後は“胴上げ投手”になった。

 「自分が抑えになるとは思っていなかった。今年だけで4度できたのですごいいい1年だった」(共同)

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