ムネリン ヘルメット叩きつけ初退場「熱くなった。それだけです」

[ 2013年9月23日 06:00 ]

<レッドソックス・ブルージェイズ>8回、投手を強襲する二塁へのゴロで一塁に駆け込むブルージェイズ・川崎。送球は際どいタイミングだったが(左)、アウトの判定にヘルメットをたたきつけ(中)、塁審から退場を宣告された(右)

ア・リーグ ブルージェイズ4―2レッドソックス

(9月21日 ボストン)
 ブルージェイズの川崎がプロ入り初の退場処分を受けた。「2番・DH」で出場し無安打で迎えた8回。投手強襲の強いゴロを放ち、カバーに入った二塁手の送球よりも早く一塁に到達したように見えたが、判定はアウト。

 感情をあらわにしてヘルメットを地面に叩きつけると「侮辱行為」で退場を宣告された。日本人の退場処分は02年の大家(エクスポズ)、09年のイチロー(マリナーズ)以来3人目。川崎は「熱くなった。それだけです」と一言だけコメントしたが、ジョン・ギボンズ監督は「完全にセーフだった。彼のああいう姿は珍しい。サムライ・ウォリアーだ」とかばいながら苦笑いしていた。

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2013年9月23日のニュース