福井商17年ぶり8強ならず…初回逸機 米丸監督「悔しいです」

[ 2013年8月18日 11:20 ]

<常総学院・福井商>9回表、常総学院・内田に2点本塁打を浴び、中道(15)にマウンドを譲る福井商先発の長谷川

第95回全国高校野球選手権大会3回戦 福井商1―9常総学院

(8月18日 甲子園球場)
 初回の攻撃がすべてだった。1回表の常総学院の攻撃を0に抑えた福井商はその裏、先頭の山本が右越え三塁打で出塁。だが、そこから3者連続三振で無得点。1回戦の帯広大谷(北北海道)戦、2回戦の聖光学院(福島)戦ではともに初回の先制点で主導権を握ったが、この日は絶好のチャンスを逃した。

 常総学院の右腕・飯田の右打者の内角、左打者の外角に沈むボールに苦しんだ。米丸監督は「山本が粘って(三塁打で)出てくれたけど、相手投手を最後まで攻略できなかった。打ちにいくと、あの沈む変ボールがきて…悔しいです」と唇をかんだ。

 強打の常総を粘り強く抑えていた先発の長谷川は終盤に力尽き、17年ぶりのベスト8入りはならなかった。

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