イチロー「対左」先発で1安打 迫った大台あと5

[ 2013年8月18日 06:00 ]

<レッドソックス・ヤンキース>9回2死二、三塁、投前に適時内野安打を放ち、一塁へ駆けるイチロー

ア・リーグ ヤンキース10―3レッドソックス

(8月16日 ボストン)
 ヤンキースのイチローが、レッドソックス戦に「7番・右翼」で出場し、5打数1安打1打点。日米通算4000安打に残り5本とした。

 対左腕先発試合では、7試合ぶりのスタメン。凡退を繰り返して迎えた第5打席の9回2死二、三塁から左腕ブリトンの95マイル(約153キロ)の直球を叩いた。打球はホームプレートに当たって大きく弾み、必死の形相で一塁を駆け抜けた。12打席ぶりの安打に「ほかの1本と同じように大きいです」と振り返った。

 内野安打は今季29本目(通算111安打)。先日、ヤ軍の中継テレビ局「YES」は「内野安打が多いと指摘する声もあるが、それだけ懸命に走ってきた証。評価に値する」と解説した。スピードだけではなく、一切手抜きをしない走塁で金字塔までまもなくだ。

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2013年8月18日のニュース