黒田8敗目、イチロー足踏み…田沢&上原は無失点救援

[ 2013年8月18日 08:33 ]

レッドソックス戦の6回途中で降板し、ベンチで汗を拭うヤンキース・黒田

ア・リーグ ヤンキース1―6レッドソックス

(8月17日 ボストン)
 米大リーグ、ヤンキースの黒田は17日(日本時間18日)、ボストンでのレッドソックス戦に先発、5回2/3を投げ、11安打5失点で今季8敗目(11勝)を喫した。イチローは「2番・右翼」で出場、途中から中堅の守備に入り、4打数無安打で日米通算4000安打まで、あと5本で変わらなかった。ヤンキースは1―6で敗れた。

 3回までは走者を出しながら無失点で切り抜けていた黒田だが、4回1死一、三塁から一塁手の失策で先制点を献上すると、2死後に連打を浴びて計3失点。6回には1死三塁からサルタラマッキアに左前適時打を許し、2死後にエルズベリーに右越え適時二塁打を浴びて降板した。被安打11は今季自己ワースト、失点5は今季自己ワーストタイだった。

 イチローは初回の第1打席で投ゴロ、3回の第2打席も二ゴロに倒れたイチローは5回1死二、三塁の場面でニゴロで1打点をマークしたものの、7回の第4打席は2死一、二塁で一ゴロと4打席とも内野ゴロに終わった。

 レッドソックスの田沢は6―1の8回途中から3番手で登板し、2/3回を投げて無安打無失点。上原は9回に4番手で登板し、1回を1安打無失点。2者連続三振の後、オーバーベイに右越え二塁打を許したが、後続を断った。田沢、上原ともに勝ち星やセーブはつかなかった。レッドソックスの連敗は3でストップ。

 ▼黒田の話 アンラッキーなヒットがたくさんあった。6回の2点ももったいなかった。気持ちで粘れなかったのが大きい。(4回の一塁手の悪送球は)今日の試合を左右した場面だった。

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