佐賀・有田工が初甲子園！北照＆沖縄尚学は春夏連続

　第９５回全国高校野球選手権大会（８月８日から１５日間、甲子園）の地方大会は２１日、各地で行われ、新たに４地区で代表校が決定した。

　南北海道大会では、センバツ８強の北照が終盤に大量点を奪って１０―４で駒大苫小牧を下し、春夏連続、夏は３年ぶり３度目の甲子園切符。佐賀大会では創設１１０年を超える伝統校の有田工が延長１０回６―５で早稲田佐賀を下し、春夏通じて初出場を決めた。

　長崎では佐世保実が延長１１回４―３で長崎日大にサヨナラ勝ちし、２年連続５度目。沖縄は、沖縄尚学が５―２で美里工を下し、春夏連続、夏は８年ぶり６度目となる甲子園出場を決めた。

　青森大会準決勝では弘前学院聖愛が青森山田を４―２で撃破、決勝では初の甲子園出場を懸けて弘前と対戦する。秋田大会準決勝は秋田商と角館がそれぞれ勝ち、決勝で対戦する。

　西東京大会の５回戦では、早実は東農大一を６―２で下し、国士舘は拓大一に５―０で快勝。神奈川大会は４回戦が行われ、慶応、桐蔭学園などが勝ち上がった。