「最後の打者になりたくない」5番服部、執念で2度の同点打

[ 2013年7月21日 15:23 ]

<東芝―ヤマハ>タイブレークの延長12回裏東芝2死満塁、服部が中越えに走者一掃の同点二塁打を放つ

第84回都市対抗野球準々決勝 東芝5―4ヤマハ

(7月21日 東京ドーム)
 東芝はタイブレークで3点差をはね返して逆転勝ちした。殊勲者は5番服部。9回は1―1に追い付く中前打を放つ。延長12回は中越えの3点二塁打で同点とし、代打市川のサヨナラ二塁打を呼び込んだ。

 昨年は4番を打っていた服部は「最後の打者になりたくなかった。後ろにつなごうという一心だった」とほっとした顔。印出監督は「選手の意地で勝てた。いよいよ対決ですね」と、同じ神奈川県のライバル、JX―ENEOS(横浜市)と当たる準決勝に静かな闘志を燃やしていた。

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2013年7月21日のニュース