西川プロ初黒星「変化球でストライク入らなくて…」

[ 2013年7月11日 06:00 ]

<神・中>西川(左から3人目)は阪神打線につかまり苦しい表情

セ・リーグ 中日1-6阪神

(7月10日 沖縄セルラー)
 3度目の正直もならなかった。中日の先発の西川が6回を9安打5失点でプロ初黒星。プロ入り後、過去2度の先発登板では、いずれもリードを守って降板しながら味方が逆転負け。今回は自身も打ち込まれたが、20歳右腕に打線の援護もなく、むなしい完敗となった。

 「取って当たり前のところでアウトが取れなかった。変化球でストライクが入らなくて苦しくなってしまいました」

 連敗中の悪い流れに、高卒2年目右腕ものみ込まれた。3回までは無失点だったが、四球や投手のスタンリッジの安打をきっかけに4回以降に崩れた。打線も詰めの甘さは相変わらずで、今季3度目の4連敗で借金は最多の13。高木監督は、6回1死一塁で藤井彰の二ゴロを併殺にできず、西岡の3ランにつながった荒木の緩慢なプレーなどを指摘し「打てんのにミスしとったら、勝てませんよ」と吐き捨てた。

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2013年7月11日のニュース