新生・桜宮 23点爆勝!プロ注目右腕・藤岡4回6K

[ 2013年7月8日 06:00 ]

<桜宮・高槻>4回を6奪三振と力投した桜宮・藤岡

大阪1回戦 桜宮23―0高槻

(7月7日 豊中ローズ)
 新生・桜宮(大阪)が力強い第一歩を踏み出した。最後まで手を緩めない。超満員の三塁スタンドと一体となって、12点リードの4回にも怒とうの攻撃で11点を奪った。

 福原和行監督は「グラウンドに入った時、感無量でウルッときた。僕自身、ここに立てない可能性もあった」と声を震わせた。

 昨年末、同校バスケットボール部の男子生徒が自殺した問題で、野球部も試練に直面した。1月14日から2月5日まで活動を自粛。本格的始動は3月1日までずれ込み、ナインは自主練習に励んだ。プロ注目の大型右腕・藤岡は7球団のスカウトの前で全力投球を披露した。「(投球よりこの日の)誕生日にヒットが打てたことが一番うれしい。(目標は)全国制覇です」。最速147キロの直球は142キロ止まりも、4回6奪三振で実力の片りんは披露した。

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2013年7月8日のニュース