広島の「菊丸」コンビが大当たり!2人で5安打、指揮官最敬礼

[ 2013年4月10日 06:00 ]

<D・広>DeNAに勝利し、菊池(右)らナインを出迎える広島・野村監督(左)、先発・大竹

セ・リーグ 広島9―2DeNA

(4月9日 横浜)
 「キク・マル」コンビは、もはや広島には欠かせない。菊池、丸の1、2番が今宵も鮮やかな先制パンチを演出した。

 初回、菊池がDeNAの先発・ソトの初球を中前に運び、続く丸も初球をきっちりと犠打。得点圏に走者を進め、エルドレッドや堂林の適時打につなげた。

 「丸の調子がいいので(塁に)出られればくらいの気持ち」。4月5日の阪神戦から、この日を含め3試合連続で初回に安打で出塁し得点を記録も菊池は当然と言った表情。初回こそ犠打も、3回に菊池に続き左前に適時打を放つなど2安打し打率・457に上昇させた丸も「流れで打たせてもらいました」と謙虚な姿勢を崩さなかった。

 終わってみれば3戦連続2桁の11安打中、2人で5安打。「昨年までは(1、2番の)2人で1点は考えられなかった」。野村監督も今季初の連勝をもたらした恐怖の1、2番コンビに最敬礼した。

続きを表示

2013年4月10日のニュース