大谷 球場“動かした” フィーバー想定し浦和からQVCマリンに

[ 2013年4月10日 06:00 ]

<日・楽>5回1死満塁、松井稼の飛球を捕った日本ハム・大谷が本塁に矢のような送球。三塁走者は動けず
Photo By スポニチ

 二刀流ルーキーが球場を動かした。イースタン・リーグは9日、11日のロッテ―日本ハムの開催球場を、両球団の申し入れによりロッテ浦和からQVCマリンに変更すると発表。当日は日本ハムの大谷が投手として公式戦初先発する。ロッテ・林信平球団本部長は「主催球団として警備の問題を考慮した」と説明した。

 特定選手の人気による球場変更は、同リーグ関係者によると「近年はない」という。ロッテ浦和の観客席では400人前後しか収容できない事情もあり、ロッテ関係者は「松井秀喜氏の巨人1年目に浦和が凄く混乱した」と、93年のゴジラ級フィーバーを想定した。

 ロッテ浦和は観戦無料だが、QVCマリンの同リーグは全席自由で大人1000円、子供500円。午後6時15分から1軍のロッテ―西武も同球場で予定されるため、試合開始も午後1時から午前11時に変更された。

続きを表示

2013年4月10日のニュース