上原 古巣オリオールズが2年契約オファー検討「必要な投手」

[ 2012年12月4日 06:00 ]

古巣オリオールズが2年契約の提示を検討している上原

 レンジャーズをFAとなった上原に対し、古巣オリオールズが2年契約を検討していることが分かった。今季は37試合登板で防御率1・75に加え、大リーグで救援投手の安定感の指標である「K/BB(1四球当たりの三振数)」は、両リーグ1位の14・33。

 左打者にも被打率・188と苦にしない右腕には、オ軍、レ軍以外にもブルワーズ、フィリーズ、さらにはカブスと合意した藤川獲りに失敗したエンゼルスも獲得競争に参戦。FA市場で右のセットアッパーとして目玉の一人となっている。

 そんな中、オ軍は契約条件の見直しを検討。球団関係者は「今の人気を考えると、複数年契約を考えざるを得ない。コージ(上原)は2年連続プレーオフ出場を目指すチームにとって必要な投手」と評価した。09年の米移籍以来、上原は本拠地ボルティモアに居を構えており、オ軍が好条件提示で一気に獲得を狙う。

続きを表示

2012年12月4日のニュース