大隣、いいところなしの４勝目「野手の皆さんのおかげ」

５回のピンチを切り抜け、笑顔でベンチに戻るソフトバンク・大隣

交流戦 ソフトバンク９－１ヤクルト

（5月17日 神宮）
　４勝目を挙げたソフトバンクの大隣だが、内容はとても喜べるものではなかった。

　制球が悪く、７四球と無駄な走者を出し過ぎた。３度の２死満塁をしのぐなど、綱渡りの連続。６回無失点の結果が、不思議に思えるほどの投球だった。

　左腕は「何一つ収穫も、いいところもありません。野手の皆さんのおかげ。それに尽きます」とひたすら反省ばかりだった。