青木定位置獲り正念場でマルチ 不恰好でも安打は安打

[ 2012年5月17日 06:00 ]

<メッツ・ブルワーズ>メッツ戦に先発出場し、2安打を放ったブルワーズ・青木(左)

ナ・リーグ ブルワーズ8-0メッツ

(5月15日 ニューヨーク)
 ブルワーズの青木が、マルチ安打で定位置獲りを猛アピールした。1番・中堅で先発すると、5回は二塁内野安打。9回は外角のチェンジアップにバランスを崩しながらも左翼手の前に落とした。ともに完璧な当たりではなかったが、俊足とバットコントロールのうまさが光った青木らしい安打。13日のカブス戦に続いて、先発した試合は2戦連続の複数安打とし「2試合続けて結果が出たので、いい形でこれからの試合に入れると思う」と笑顔で話した。

 中堅を争うモーガンは打率・200と不調で、もう一人のゴメスは左太腿肉離れで故障者リスト入り。ロン・レネキー監督は試合前に「2、3本ヒットを打ってくれれば、定位置を決めるのが簡単になる」と話していただけに、今がレギュラー奪取への正念場だ。

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2012年5月17日のニュース