原采配ズバッ!代打の代打が決勝打 継投策も的中

[ 2012年5月17日 21:22 ]

オリックスに連勝し、ナインを迎える巨人・原監督(中央)

交流戦 巨人4―2オリックス

(5月17日 東京D)
 巨人は原監督の采配が的中した。1点を追う6回、坂本の3号ソロで同点とし、さらに1死満塁のチャンス。代打・石井を送ると、オリックスベンチは香月に代えて吉野をマウンドへ。ここで原監督は石井に代打の代打・加治前を起用。その加治前は期待に応え、中犠飛で勝ち越し点をもたらした。

 さらに、ここまで6回2失点と好投していた杉内に代えて実松を代打に送り、チャンスを広げた。追加点は奪えなかったが、2番手の山口が2回を1安打無失点、抑えの西村が3者凡退と継投もピタリ。8回には右前打で出塁した谷の代走で起用した鈴木の好走塁が貴重な追加点を生んだ。それぞれが“役割”を果たして5連勝。指揮官は「勝ち越されて、すぐに追いついて、あの回(6回)一気に行けたのがよかったね」と笑った。

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2012年5月17日のニュース