ダル 力みがなく制球重視 ア・リーグ西地区3球団すべてから白星

[ 2012年5月17日 12:24 ]

6勝目を挙げ、ワシントン監督(左)と抱き合って喜ぶレンジャーズのダルビッシュ

ア・リーグ レンジャーズ4―1アスレチックス

(5月16日 アーリントン)
 レンジャーズのダルビッシュが8回途中まで1失点で、今季6勝目。両リーグのハーラートップに並んだ。

 いつもより投球フォームに力感がなかったダルビッシュ。それで力みが抜けたのか、課題の制球が安定し、わずか2四球。これでレンジャーズが所属するア・リーグ西地区所属の3球団すべてから勝利を挙げた。

 ベンチの信頼もかなり厚い。試合前にワシントン監督は「彼はやりたいように試合を運ぶことができる」と大崩れしない投球を評価。立ち上がりこそ、幸運な二塁打から先制を許したものの、その後は危なげなし。8回途中の交代も、投球内容そのものよりも球数が120球近くになったため。そのピッチングが素晴らしかったことはファンが一番知っており、交代の際には、スタンドから大きな拍手で迎えられた。

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2012年5月17日のニュース