ドラ1候補の福谷 最速148キロ!慶大は今季初勝利

[ 2012年4月29日 06:00 ]

<明大・慶大>二番手で登板した慶大・福谷は、3回を無安打4奪三振と好投。チームの今季初勝利に貢献

東京六大学野球第3週第1日 慶大2―1明大

(4月28日 神宮)
 1回戦2試合が行われた。第1試合は今秋ドラフト1位候補の慶大・福谷浩司投手(4年)が、明大戦の7回無死満塁のピンチを無失点で切り抜ける好リリーフを見せ、今季初勝利に貢献。開幕前に発症した右内転筋肉離れからの復調をアピールした。第2試合は早大が16安打11得点の猛攻で立大に先勝した。

 慶大の福谷が一打逆転の危機を救った。2―1の7回無死一、二塁から2番手で登板。自身の四球で満塁としたが、明大の3、4番を左飛、遊飛に抑えると、最後はこの日最速の148キロ直球で空振り三振を奪った。開幕前に右内転筋肉離れを起こし、現在も投内連係など練習に制限があるというが「最後の三振だけは納得のいく球が投げられた」と笑顔。今季初勝ち点を狙う、29日の2回戦に向けても「自分のできることをやるだけ」と連投へ意欲を見せた。

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2012年4月29日のニュース