稲葉「点を取った後に、ようやく達成したなと感じた」

＜楽・日＞２０００本達成記念Ｔシャツを着て笑顔で会見する日本ハムの稲葉

パ・リーグ 日本ハム３－３楽天

（4月28日 Ｋスタ宮城）
　【日本ハム・稲葉に聞く】

　――２０００安打は３ボールから打った。

　「勝負してくるだろうと思った。賢介（田中）がセーフになってくれて点を取った後に、ようやく達成したなと感じた。１打席目に打てるとは思っていなかった」

　――栗山監督やチームメートに祝福された。

　「ここ２、３試合、チームに迷惑をかけたかなと。監督も“札幌ドームで”という思いが強くて“稲葉どうする”とか気に掛けてくれた。そういう意味でも打てて良かった」

　――Ｋスタ宮城は昨年球宴でＭＶＰになった球場。

　「楽天ファンからも温かい拍手をいただき、ありがたかった。復興に向けて頑張っている方々にも、これを見て“頑張ろう”と思っていただけたらうれしい」

　――意識し始めたのは。

　「去年（シーズンが始まる時に残り）１５８本とリアルな数字になってから」

　――思い出の安打は。

　「プロに入ってから初打席で打った本塁打でしょうね。あの打席は鮮明に覚えている」

　――名球会入り。

　「まさか自分が名球会に入るとは。多分、宮本さん（ヤクルト）から電話があるので、こういう雰囲気なんだよ、というのは伝えようかな」