強肩の名捕手ロドリゲスが引退会見 「素晴らしい21年」と涙

[ 2012年4月24日 10:15 ]

引退会見に臨むイバン・ロドリゲス捕手

 強肩を武器に捕手として米大リーグ最多となる13度のゴールドグラブ賞に輝いたイバン・ロドリゲス捕手(40)が23日、デビューから12シーズンを過ごしたレンジャーズの本拠地、レンジャーズ・ボールパークで現役引退を表明した。

 家族とともに記者会見に臨んだ同捕手は「とてもつらいが、素晴らしい21年だった」と目を赤くして話し、同席した往年の名投手ライアン球団社長から紅白戦で本塁打を放った思い出などを語った。この日行われたヤンキース戦の始球式を務め、場内から万雷の拍手を集めた。

 ロドリゲスは昨季ナショナルズでプレー。レンジャーズ時代の1999年にア・リーグの最優秀選手(MVP)に選出され、2003年にはマーリンズでワールドシリーズ制覇に貢献した。捕手としての出場試合数2427は歴代最多。通算成績は2844安打、311本塁打、1332打点。(共同)

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