“7回の男”阪神・筒井 シーズン無失点の誓い

[ 2012年4月24日 09:45 ]

 “ミスターゼロ”襲名や!阪神・筒井がシーズン終了まで無失点で切り抜けていくことを誓った。「マウンドに上がったらゼロに抑えるだけ」。8回の榎田、9回の藤川につなぐ重要な「7回の男」としてひたすらに結果を残し続けていく。

 「走者を摘んで、後ろに負担を掛けないように続けていきたい」。DeNA3連戦では登板機会がなかったものの、19日のヤクルト戦(甲子園)では1点リードの7回にマウンドへ。2三振を奪い、15球で3者凡退に斬った。現在奪三振率は驚異の「15」。守護神・藤川と同じ数値を誇っている。

 開幕20試合を終え、筒井は7試合に投げている。144試合に換算すると、50試合に到達するペースだ。自己最多は09年の45試合のため、順調にいけば更新も視野に入ってくる。それでも今は目の前の試合しか見えない。「登板数? それもゼロを続けていくことでついてくることだと思います」。08年限りで「JFK」が“解散”して以降、鉄壁の救援陣が結成されることはなかった。しかし今年は違う。筒井が後ろに控えることで、7年ぶりの歓喜が大きく近づいてくる。

続きを表示

2012年4月24日のニュース