「次の大物は青木」09年WBCが評価の決め手

[ 2011年11月9日 06:00 ]

 ヤクルト・青木については、09年のWBCの試合を観戦したスカウト陣が「次の日本人野手の大物は青木」と口をそろえ、各球団が数年間にわたって調査を進めてきた。

 慣れない天然芝や滑る大リーグ公式球に苦しむ内野手と異なり、松井、イチローらが築き上げた実績も加わって外野手の評価は高い。ナ・リーグのスカウトは「イチローに匹敵するスピード、バットコントロールがある」と評価。中堅手としての守備力も「強肩ではないが、守備範囲は平均以上」と語る。

 各球団が入札にどれだけの資金を投じるかは不透明だ。ただ、中堅手のFA市場は今季盗塁王でアスレチックスからFAとなったクリスプらがいるが大物は少ない。正中堅手がFAとなっているア軍のほか、インディアンス、ナショナルズなど5球団近い入札参加が予想されている。

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2011年11月9日のニュース