杉内争奪戦 本命は巨人…横浜、阪神、オリックスも参戦濃厚

[ 2011年11月9日 10:27 ]

09年の交流戦の試合前、巨人・原監督(左)にあいさつし、握手をかわす杉内

 ソフトバンクの杉内俊哉投手(31)が、国内フリーエージェント(FA)権を行使する意思を固めたことが8日、分かった。中日との日本シリーズ終了後に正式表明する。

 杉内は残留交渉の席に着くものの、「他球団が自分をどう評価しているのか聞いてみたい気持ちがある」と移籍を視野に入れている。FA権を行使すれば争奪戦となるのは確実だが、その中でも本命は巨人。最多勝の内海や東野、新人王確実の沢村もいるが、今秋のドラフトでは東海大・菅野の交渉権を逃し、3年ぶりの日本一に向けて先発投手陣の補強は急務だ。

 さらに、ディー・エヌ・エー(DeNA)への球団譲渡が合意し、目玉選手の獲得を目指す横浜、資金力のある阪神やオリックスなども本格調査に乗り出す可能性がある。

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2011年11月9日のニュース