栗山新監督ダル残留を熱望「もう何十年出ない選手」

[ 2011年11月9日 06:00 ]

就任会見に臨むため、新千歳空港に到着した日本ハム・栗山新監督

 来季から日本ハムを指揮する栗山英樹新監督(50)が8日、ポスティング・システム(入札制度)での今オフのメジャー移籍が有力視されるダルビッシュの残留を熱望した。

 9日の就任会見に臨むため、この日札幌入り。羽田空港で取材に応じた栗山監督は、ダルビッシュの去就に質問が飛ぶと「日本一の投手。もう何十年も出てこない選手だから、もちろん残ってほしい」。さらに熱い口調で続けた。

 「チームときちんと話してくれると思う。その上で彼の気持ちを尊重したい。個人の思いとチーム全体の思いがあるけど、僕は信じて待つ」。より高いステージを目指すエースの心情を理解しつつ、V奪回には絶対欠かせない戦力とあらためて強調した。

 栗山監督は11日には千葉県鎌ケ谷市の2軍施設でダルビッシュら全ナインと初対面する。「選手たちがどう思っているか確認してから前に進みたい」。新指揮官の熱気が伝わってきた。
 

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2011年11月9日のニュース