“完全男”森内、終戦…「いろんなことがありすぎた」

[ 2011年11月1日 06:00 ]

都市対抗野球準決勝 JR東日本東北3-6JR東日本

(10月31日 京セラD)
 ついに力尽きた。JR東日本東北のエース森内は史上2人目の完全試合を達成した1回戦の三菱重工横浜戦から4試合連続で先発。2回戦から3日連投で、前日から右肩の張りを感じていたという。6回6失点でマウンドを譲り「2試合目以降はふがいなかった。最後まで自分が投げられればよかった」と自分を責めた。

 完全試合達成と日本ハムのドラフト5位指名。人生を変えた大会が終わった。「プロの夢もかなったけど、震災もあった。今年はいろんなことがありすぎた」。森内はため息とともに思いを吐き出した。

 ▼JR東日本東北・藤井省二監督 初回が全て。(先発の)森内もかなり疲れがあったと思うが、彼に託そうと思った。気負いもあったでしょう。選手たちはよくやった。感謝の気持ちでいっぱいです。

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2011年11月1日のニュース