松井FAに ア軍との再契約濃厚も長期戦は必至

[ 2011年11月1日 06:00 ]

 アスレチックスとの1年契約を満了した松井秀喜外野手(37)ら148選手が30日(日本時間31日)、フリーエージェント(FA)になったと大リーグ選手会から発表された。

 今季所属した球団との独占交渉期間は米東部時間の2日深夜0時(日本時間3日午後1時)までの4日間。この間に交渉がまとまらなければ、3日から全30球団との交渉が可能となる。

 ア軍と再契約する可能性が高い松井だが、サインまでには長い時間を要する見通しだ。地元紙サンフランシスコ・クロニクルによれば、ア軍のビリー・ビーンGMと代理人アーン・テレム氏が週明けに話し合う予定。しかし、選手サイドとの交渉について同GMは「最初からアグレッシブにはいかない。自軍選手とも他球団の選手とも、じっくり交渉したい」とし、独占交渉期間中の早期決着には否定的な見解を示している。

 ア軍の来季のメジャー40人枠の編成の構想については「今、検討しているところ。2、3週間のうちには固まるだろう」と同GM。残留か移籍か。松井にとっては3年連続でFA選手として迎えたストーブリーグが、本格的に幕開けした。

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2011年11月1日のニュース